センバツ復活!! 日本高野連は13日、第93回選抜高校野球大会(3月19日開幕、甲子園)に向けてオンラインで運営委員会を開き、具体的な開催プランを示した。有観客で開催する準備を進め、入場行進曲はコロナ禍で中止になった昨大会に続き、復活のメッセージを込めてFoorinの「パプリカ」に決定。昨秋の明治神宮大会中止に伴う神宮枠については、21世紀枠を1枠増の4校にすることなどが決まった。この日、緊急事態宣言が大阪や兵庫など11都府県に拡大した中、センバツが前向きな希望の光を目指す。

◆21世紀枠 01年の第73回大会から導入。推薦校は原則、秋季都道府県大会のベスト16以上(加盟129校以上はベスト32以上)から選出。練習環境のハンディ克服、地域への貢献など野球の実力以外の要素も選考条件に加える。07年まで2校、08年から3校を選出(85回記念大会の13年は4校)。最初に候補を全国9地区の各1校に絞り、今回は昨年12月11日に連合チームの富山北部・水橋(富山)など9校が発表された。例年は9校のうち東日本、西日本から1校ずつ、残り1校を地域を限定せずに選ぶ。