昨夏の道高野連独自開催の北北海道大会を制したクラークが、7回コールド勝ちで5大会連続5度目の北大会出場を決めた。

初回、相手の失策で先制点を奪うと、その後も手を緩めず6安打など打者12人の猛攻で一挙7得点。投げてはエースの菊池伶投手(3年)が「夏初登板で力んだ」ものの2失点にまとめ完投勝利を収めた。

昨年はコロナ禍で甲子園が中止。優勝しながら聖地に立てず15人が卒業した。昨年の北大会全4試合にも出場していた山田晴陽主将(3年)は「まずは北大会への切符を手に出来て良かった。優勝して甲子園に立てなかった卒業生の思いも背負って絶対に甲子園に出る」と北大会での必勝を誓った。