第103回全国高校野球選手権(8月9日開幕、甲子園)の北北海道大会が15日、旭川スタルヒンで開幕する。

14日、出場16校が公式練習を行い、4年ぶり制覇を目指す滝川西も1回戦のクラーク戦に向け、汗を流した。同地区対決で、夏の対戦は北大会決勝で敗れた16年以来。今春地区予選で敗れ、過去の公式戦5勝5敗。宿敵との対戦に小野寺大樹監督(45)は「お互い手の内は分かっている。ここで勝って勢いに乗れたら」と強い口調で話した。

今春は相手左腕、菊池伶(3年)に14三振を喫し0-3の敗戦。小野寺監督は「ほとんど変化球。ボールになる球を振らされていた」と、敗戦後に新たな打撃マシンを導入。それまでほとんど行っていなかったマシン打撃で、左腕の変化球対策を徹底してきた。

チーム状況も上向いている。右腕エース坪田瑠衣登(3年)は地区20イニング自責2、防御率0・90と好調。5月に右腕を骨折し春季大会に出られなかった好打者、早川峻正中堅手(3年)も復帰予定だ。小野寺監督は「初戦がクラークと決まって選手も気持ちを高ぶらせている」。春より充実した戦力でリベンジし、17年以来の聖地を目指す。【永野高輔】