開幕戦で釧路北陽が旭川東を7回コールドで下し、初戦を突破した。2回に1点を先制し、なお1死二、三塁から2番松田隼汰遊撃手(2年)が左翼手の頭を越える2点適時二塁打を放つなど、この回4得点。5回にも松田の適時打で2点、7回にも6得点を挙げ試合を決めた。

南部篤也監督(54)は「本当に選手がよくやってくれた。2回に先制できたのが大きかった」と振り返った。

◆釧路北陽の対旭川勢成績 北北海道大会では23年ぶりの白星で通算3勝5敗となった。前回出場の17年準々決勝で旭川龍谷に1-10で敗れ3連敗中だったが、連敗ストップ。65年2回戦で旭川南に6-2、98年準々決勝で旭川龍谷に10-7で勝利。北北海道大会は過去2度のベスト4が最高成績で、ともに旭川勢を破った年に記録している。