17年以来の夏甲子園を狙う滝川西が、昨夏の道高野連独自の北北海道大会優勝のクラークを破り、初戦を突破した。

4回1死二塁で6番坪田瑠衣登投手(3年)の中前適時打で先制。5回1死満塁のチャンスでは4番本庄巧遊撃手(3年)が左前に2点適時打を放ち、7回には2点を追加した。さらに8回には、2連続スクイズに成功するなど3得点を挙げ、粘るクラークを振り切った。

空知地区対決を制し、小野寺大樹監督(45)は「今日は負けるというイメージがつかないくらい選手たちの雰囲気がよかった。ピンチの場面も落ち着いてみていられた。ベンチの声も素晴らしかった」と振り返った。

◆滝川西対クラークの対戦成績 クラークの創部1年目の14年秋に初対戦以降、滝川西の通算6勝5敗となった。夏の対戦は甲子園をかけ北北海道大会決勝で激突した16年(クラークが2-1勝利)以来、2度目だった。