9日に開幕する全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が午後4時からオンラインで行われ、3回戦までの組み合わせが決まった。

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<大会展望>絶対的な優勝候補はなく、混戦模様とみる。センバツで強かった学校が夏も勝てる保証はなく、今春センバツ8強から出場を決めたのは3校だけ。ただ、2年ぶりの選手権で甲子園を経験済みというのはアドバンテージ。センバツ準優勝の明豊、同8強の智弁学園、東海大菅生は地方大会も、ほぼ危なげなかった。有力候補に挙げていい。

もっとも、東海大菅生の初戦の相手は49校中最多V(5度)を誇る大阪桐蔭。大阪大会こそ苦しんだが、地力があり、夏の戦いを熟知する。1回戦屈指の好カードとなった。勝った方が勢いに乗りそうだ。明豊は手堅いが、初戦は関東大会Vの専大松戸。簡単にはいかないだろう。

地区別に見れば、智弁和歌山、神戸国際大付も総合力が高く、近畿は有力校がそろう。東海も、激戦区を勝ち抜いた愛工大名電、攻撃力のある県岐阜商、堅守の静岡など実力校がそろう。県岐阜商は明徳義塾と対戦。老練な鍛治舎、馬淵両監督の激突は興味深い。

今夏は連続出場が途絶えた強豪が相次いだ。東北に顕著で、東北学院、日大東北といった新顔や久しぶりの学校の戦いに期待。一方で、関東は作新学院、前橋育英、浦和学院、二松学舎大付など、ファンになじみ深い学校が多い。常連の力を発揮したい。神奈川はセンバツVの東海大相模がコロナで無念の辞退。宿命のライバル横浜が県勢の力を見せる。センバツ16強の広島新庄と、どう戦うか。49校中最多39度目出場の北海、37度目の松商学園は古豪の力を見せたい。

最後に注目したいのが帯広農。昨春の21世紀枠校が実力で甲子園を勝ち取った。初戦で大会屈指の好投手を擁するノースアジア大明桜と当たる。【古川真弥】

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