日本高野連・小倉好正事務局長が19日、継続試合の導入について検討する考えがあることを明かした。

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◆サスペンデッドゲーム(一時停止試合) 野球規則7・02にあり、悪天候などにより試合継続が不可能となった場合、その日のプレーを打ち切り、残りを後日行う。試合成立となるイニング(プロは5回、アマは7回)が行われていない限り、サスペンデッドゲームとすることはできない。プロ野球のパ・リーグでは11年まで採用していたが、88年以降で適用された試合はなかった。MLBでは現在も採用され、試合成立イニングを過ぎて、ビジターチームが同点に追い付くか逆転した回の攻撃中に中断、または同条件でホームチームの攻撃中に同点のまま中断となった場合、適用される。

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