北海道高野連は5日、今夏の南北海道大会準優勝の札幌日大が、学校事情で第74回秋季全道高校野球札幌地区予選出場を辞退したと発表した。7日の初戦で札幌日大と対戦予定だった札幌静修は不戦勝となる。これに伴い、無観客で開催される同地区予選の野幌総合運動公園での試合時間が、一部変更となった。

札幌日大は今夏、185センチのプロ注目右腕、前川佳央(3年)を中心に、南大会決勝に進出。北海との決勝は1点リードの8回裏に3点奪われ逆転負けし、甲子園出場を逃していた。前チームから6人の2年生がベンチ入りしており、充実した戦力を生かし01年以来20年ぶりの秋全道制覇を狙っていたが、果たすことができなくなった。