木更津総合が2年連続9度目の関東大会出場を決めた。

強打のリードオフマン・山田隼外野手(2年)の2打席連続本塁打が、チームに勝利をもたらした。

3点ビハインドで迎えた3回無死、直球を左翼席へ運び、チームに流れを作った。続く4回、2死満塁で打席が回ってくると、スライダーをまたも左翼席へ。関東大会出場に導く満塁弾となった。「チャンスなので強く振ろうと思って打席に入りました。直球を狙っていたのですが、結果的に前で捉えられました」と丁寧な口調で振り返った。

五島卓道監督(66)は「夏はチャンスで打てなかったんですけど、素質はある子なので。今日は山田に尽きます」とねぎらった。