県岐阜商の硬式野球部員が、コロナ禍による緊急事態宣言下に行われた練習中に、打球直撃で頭部を負傷する事態が発生していたことが26日、明らかになった。

県教委から同宣言期間中は自主練習のみが許可されていた9月1日、鍛治舎巧監督(70)の指示もあり、59人中約20人の部員が美濃市内の室内練習場で打撃練習を実施。打撃マシンにボールを入れていた1年生部員の前頭部に防球ネットの穴を通過した打球が直撃。頭蓋骨と脳の間に出血があったことから、10日間の入院を余儀なくされた。現状大事には至らず、9月下旬には練習に復帰したという。

同校で取材に応じた村山義広校長は「自主練習(の許容範囲)を拡大解釈していた。ケガをさせてしまったのはすごく申し訳ない」と謝罪した。現時点では県教委からの指導のみで、処分などは受けていない。