第94回選抜高校野球大会は31日、近江(滋賀)-大阪桐蔭の決勝戦が行われる。悪天候が予想され、前日30日から内野には防水シートが敷かれていた。一夜明け、早朝には小雨がぱらついていたが、午前9時半ごろには雨がやんだ。

同10時25分ごろには阪神園芸の職員が防水シートの折りたたみ作業に着手。試合開始予定の午後0時半に向けて、“神整備”を始めた。

同11時32分頃、先に一塁側の近江の選手がそろってグラウンドに姿を現し、ベンチ入り。アルプスからは拍手が起こった。

直後に、大阪桐蔭の選手たちも小走りでグラウンド入り。

整備の終わったグラウンドには、白線が引かれはじめた。

前日の準決勝で死球を受けた近江・山田陽翔投手(3年)もグラウンド入り。全体のキャッチボールには、少し遅れて参加。グラウンドを移動する際には、左足を気にするしぐさを見せたが、大橋大翔捕手(3年)とキャッチボールを行った。