神村学園(鹿児島)が、17年以来5年ぶり3度目の優勝を飾った。昨夏の福岡王者、西日本短大付(福岡)との乱打戦に勝利。福寿大智主将(3年)は「夏に向けて課題もできた。最高の結果になってよかったです」と、白い歯を見せた。

試合は1回2死二、三塁で、5番富崎大都捕手(3年)の2点適時内野安打で先制。「ピッチャーが頑張ってくれていたので、どんな形でも点を取りたかったです」と、ユニホームを泥だらけにした。3-4と1点差に迫られた5回には、8番秋元悠汰外野手(2年)が左前2点適時打。「5回の守備で2年生がエラーをして点が入った。ここは3年生に頼らずに、2年生で返してあげようと思っていました」。追いすがる西日本短大付を何度も突き放した。

この日は15安打8得点。今大会は4試合で計55安打で36得点、1試合平均では約14安打で9得点だ。強力打線を武器に、春季九州大会の頂点に立った。福寿主将は「冬に振り込んできた成果が出ました」と笑顔を見せた。

甲子園には春夏通算10度の出場。05年春には準優勝に輝いた。近年でも鹿児島大会では優勝候補の一角。悲願の甲子園初制覇に向けて、弾みをつけた。