知的障がいのある生徒たちと甲子園を目指す「甲子園夢プロジェクト」が、指導者の講習会を開催する。

都立青鳥特別支援学校教諭で同プロジェクトの代表、久保田浩司先生と、元ロッテ投手の荻野忠寛氏(40)が講師を務める。

特別支援学校の各地方大会への出場を目標とする「甲子園夢プロジェクト」は21年3月に発足。当初は11人だった参加者が現在では北海道から関西まで、30人に増えた。メンバーの増加にともない、練習環境を整えるためにも指導者の講習会を開催することになった。

講習会は5月28日午前9時から、場所は都内の高校グラウンド。対象者は、18歳以上の知的障がいのある生徒の硬式野球指導に関心のある人で、参加費は無料。甲子園夢プロジェクト練習会の指導を体験し、知的障がいのある生徒への硬式野球指導の基本を学べる。

詳細は「甲子園夢プロジェクト」のホームページまで。