今春センバツ出場の東洋大姫路(兵庫)が春夏甲子園連続出場に向けて「虎の穴」を完成させた。姫路市内の同校グラウンドに室内練習場を新設し、19日に見学会が行われた。6カ所でマシン打撃を行える広さを誇り、トレーニング室も設置。77年夏の甲子園優勝の名門が覇権奪回に本気だ。

4月に就任の岡田龍生監督(61)の考えも反映された。「トレーニングルームをどうしても欲しかった。体が(前任の)履正社の子と全然違う。もとは変わらない。体作りは絶対せんといかんと思った」。履正社(大阪)で肉体強化を重視し、19年夏の甲子園優勝で実を結んだ。

雨天時はまともに練習できなかった。センバツは初戦負けで、春季兵庫県大会も決勝で報徳学園に完封負け。課題は打撃だ。指揮官は「数多く打たせられる。点を取れるチーム作りをしている」と説明。夏初戦は12日の予定で、岡部虎尉主将(3年)も「雨の日の練習の幅が広がる。甲子園で勝つことが目標」と気合だ。