第104回全国高校野球選手権東・西東京大会の合同開会式が9日、神宮球場で行われた。昨年に続き、各校の主将とプラカード係の2人が行進した。

昨夏王者の二松学舎大付(東東京)小林幸男主将(3年)は優勝旗を返還し、「今年も優勝旗をいただきたいという思いが強まった」と、夏連覇への意欲を口にした。

チームは昨秋の都大会で準優勝し、今春のセンバツに出場。しかし、初戦で聖光学院(福島)に3-9で敗戦した。この試合は8四死球3失策と精彩を欠いたが、「夏は慌てずに自分たちの野球をしたい」と、成長した姿を見せることを誓った。

3季連続の甲子園出場がかかる二松学舎大付は、3回戦から登場し、16日に初戦(神宮球場、11時30分開始予定)を迎える。「どこが相手でも、目の前の試合を1戦1戦集中して戦いたい」。一戦必勝で、激戦の東東京を勝ち上がる。