投打の二刀流で鳴らし、今秋ドラフト候補の京都外大西・西村瑠伊斗(るいと)外野手(3年)が夏初戦から豪快アーチをかっ飛ばした。

4点リードの4回、先頭で右腕から右翼にソロ本塁打を放った。客席でNPBの複数球団スカウトが集結するなか、圧倒的な打力を披露した。「しっかり軽く振ってとらえられたのでよかった。ホームランを狙わず、後ろにつなごうと思った。よく飛んでくれた」。高校通算51本塁打目。投げても最速147キロを誇る。「甲子園に行ったら60本打ちたい」。チームも7回コールド勝ち。幸先よく滑り出した。

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