埼玉栄が春のリベンジを果たした。今春の県大会は延長10回で5-6と負け、シード権を逃していた。

1点を追う6回、先頭の6番又吉優輝人内野手(3年)が中前打で出塁すると続く花輪和冴内野手(3年)が左前打で無死一、三塁。8番の越前谷龍之介外野手(2年)の打球が二塁に飛び、失策で進塁して無死満塁。9番松本篤也投手(3年)の内野ゴロを三塁へ送球している間にホームへ生還し同点。さらに2死二、三塁から2番菅原玲太外野手(3年)が直球を左前に打ち返し、2人が生還。この回3点を入れた。8回にも4点追加し、8-3と点差を広げ勝利した。

山田孝次監督(38)は「焦ることなく、いつも通りのペースでやってくれた」と選手を評価した。6回に決勝適時打を打った菅原は「応援している人の分まで頑張ろうと思った」と振り返った。

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