DeNA三浦大輔監督(48)の母校、高田商(奈良)が法隆寺国際に7-3と逆転勝ちし、8強に進んだ。

2回に失策から1点を先制され、打線も4回まで無得点が続いた。しかし、5回裏に先頭の北嶋悠輝(はるき)捕手(2年)がチーム初安打となる二塁打で出塁。その表から2番手で登板していたエース鶴川内陽(あきら)投手(3年)の安打で進め、暴投の間に同点に追い付いた。6回は敵失の間に1点を勝ち越し、7回には竹中大曜外野手(2年)の2点適時打などで3点を加え、突き放した。

赤坂誠治監督(45)は「夏はローゲームになることの方が少ない。その中で1つ1つのプレーでリズムを作れた。後半に流れは来ると思っていた」と冷静だった。初戦だった2回戦は高田に14-7で勝利。8回に6点、延長11回に7点を奪っており、2試合続けて「終盤力」を発揮した。

鶴川内の登板で試合の流れが変わった格好だが、「球が浮いていた。自分の納得のといく投球ができなかった」と不完全燃焼。毎回走者を背負い、8回に2点を返され、2死一、二塁を残しての降板に気を引き締めた。昨夏と昨秋は、ともに智弁学園に敗れて準優勝。右腕は「ここまでやってきたので、やりきったら結果はついてくると思う。頑張って甲子園に行きたい」と御所実との準々決勝をにらんだ。【小松将大】