第104回全国高校野球選手権(8月6日開幕、甲子園)の北北海道大会は23日、旭川スタルヒンで準決勝2試合が行われる。

春夏連続甲子園を狙うクラークは22日、深川市内の同校グラウンドで打撃練習を中心に練習を行った。3年ぶりの優勝を狙う旭川大高との対戦を前に佐々木啓司監督(66)は「ここまでは順調にきているなという感じですね」と話した。

2番小野陽翔(はると)二塁手(3年)の復調に期待がかかる。春のセンバツではチーム唯一のマルチ安打を放つ活躍も、北大会はここまで2試合4打数無安打。それでも佐々木達也部長(38)から付きっきりで指導を受けるなどして調子は上向いてきた。「自分の中では振れている。チームに貢献できるような打撃ができれば」と意気込んだ。

初の聖地を狙う旭川東は53年ぶりの決勝進出をかけて、5年ぶりの甲子園を目指す滝川西とぶつかる。