18年夏以来、4年ぶりの甲子園を目指す日大三が、5回コールド勝利で決勝進出を決めた。

初回に無死一、二塁から、今大会11打点の富塚隼介内野手(3年)の左前適時打で先制すると、そこから打線が止まらない。8本の長短打を集中させ、初回だけで10点を奪った。

先発の背番号18右腕・河村蒼人投手(3年)は5回を投げて、被安打3、四死球2で1失点に抑えた。

決勝進出を決めた寒川忠主将(3年)は「相手が都立校というのは関係なく、自分たちの力を100%出すことを意識して、試合前のアップから臨むことができた」と振り返った。ただ、2回以降は2得点にとどまり、「大きい打球を狙っていたところがあった。全員でつなぐ野球を徹底したい」と課題も口にした。

勝利した日大三は、4年ぶりに決勝に駒を進めた。31日午前10時から神宮球場で、東海大菅生-国士舘の勝者との決勝に臨む。

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