近江のエース山田陽翔(はると)投手(3年)が初回に今大会最速となる148キロをマークした。

2死一塁で前田一輝外野手(3年)に適時三塁打を浴びた際に記録。1点を失った直後の攻撃では自ら適時二塁打を放って同点とした。

1点を勝ち越された2回にも2死三塁で城田悠晴内野手(2年)への初球に再び148キロをたたき出した。

自身の最速は149キロ。1年生の秋から先発を務めるエース右腕は、これが聖地11試合目の登板。3日の抽選会時には「まずは1イニング、初回をしっかり抑えることを考えたい」と話していた。

今秋ドラフト候補は、鳴門の好左腕、冨田遼弥投手(3年)と投げ合いを展開している。