第104回全国高校野球選手権に出場する北北海道代表の旭川大高が7日、兵庫・西宮市内で約2時間の練習を行った。吉田匠真二塁手(3年)は10日の大阪桐蔭戦に向け「守備の安定感にこだわってきた。取れるアウトをしっかり取ってチームに貢献したい」と気を引き締めた。

北海道・栗山町出身。同町には元日本ハム監督で現侍ジャパン監督の栗山英樹氏(61)の生活拠点があり、12年に日本ハムがリーグ制覇した際は、同監督が乗った軽トラックを所属する栗山ロッキーズの仲間と引っ張り「1人パレード」に参加した。吉田は「結果を残すと周りの人も喜んでくれることを知った。今度は自分が甲子園で頑張って、地元のみんなを喜ばせられたら」と思い描いた。