【第1試合(午前8時)明秀学園日立(茨城)-仙台育英(宮城)】

明秀学園日立は鹿児島実を逆転で破り夏初勝利。エース猪俣が粘りの投球を見せた。仙台育英は鳥取商戦で5投手で完封リレー。全員が最速145キロ超をマークした。

◆明秀学園日立 1925年(大14)に助川裁縫女学校として開校された私立校。生徒数は933人(女子415人)。96年(平8)に現校名となり、共学化と同時に野球部を創部。部員数は105人(マネジャー3人)。甲子園出場は春2度、夏は初めて。主なOBはDeNA細川成也、巨人増田陸ら。日立市神峰町3-2-26。矢野正彦校長。初戦の2回戦で鹿児島実に2-1で勝利。

◆仙台育英 1905年(明38)創立の私立校。生徒数は3996人(女子1883人)で全日制は特別進学コース、外国語コースなどがあり、広域通信制もある。野球部は1930年(昭5)創部で部員数82人。甲子園出場は春14度、夏は29度目。最高成績は89年夏、15年夏の準優勝。主なOBはソフトバンク上林誠知、ロッテ平沢大河ら。仙台市宮城野区宮城野2の4の1。加藤雄彦校長。初戦の2回戦で鳥取商に10-0で勝利。