高松商の長尾健司監督(52)は近江山田対策として「コツンコツン打線でいく」と表現した。

「バットを短く持ち、しっかり引きつけコツンと打つ。振り切らずにアジャストすれば空振りはない」。20年秋季四国大会で高知・森木(現阪神)を打ち崩した経験を挙げ「森木攻略法です。バントができる球なんてない。それならいっちゃえ! 食らい付きたい」。注目の浅野と山田の対決には「久々に浅野の秘めた力を見られる投手がきた。僕も楽しみと」と期待した。