高校日本代表が、大学日本代表に敗れた。

初回に1点を先制されたが、4回に4番の広陵・内海優太内野手(3年)の右越えソロ本塁打で追いついた。5回まで1-1と粘りを見せたが、6回に勝ち越しを許し、7回にも2失点。試合終盤、大学生の地力の前に屈した。

注目の高松商・浅野翔吾外野手(3年)は4打数無安打。主将を務める近江・山田陽翔投手(3年)は8回にマウンドへ。1死から四球を出したが、アウト3つはすべて三振で奪った。

試合後にはU18W杯への壮行セレモニーが行われ、山田が「今日はありがとうございました。日本代表として恥じないプレーをして、必ず世界一をとって帰ってきます」と優勝を宣言した。指揮を執る馬淵史郎監督(66)は「侍ジャパンの誇りを持って戦ってきます。応援よろしくお願いします」とあいさつした。