10日開幕の秋季高校野球静岡県大会に、湖西が初出場する。
小川優海(ゆう)外野手(2年)は「まず1勝することが目標。守備だけでなく、チャンスで打席が回ったら、勝利につながる安打を打ちたい」と、目標達成に向け快音を響かせる決意だ。
状況判断に優れ、守備範囲の広さが魅力の中堅手。現在は、守備力だけでなく、打力も急成長中だ。契機は先月27日、13-6で8回コールド勝ちした西部地区敗者復活の袋井戦。8回に左翼へ、ダメ押しとなる人生初本塁打(2ラン)。「めちゃくちゃうれしかった」。地区予選後に行われた「現3年生対下級生」の引退試合でも、左中間を破る三塁打を放った。
今夏の選手権県大会は背番号「17」でベンチ入り。しかし、出番はなかった。「秋季大会では活躍したい」。夏前に取り組んだ「すり足」への打撃フォーム変更、リスト強化の自主練習の効果が出始め、新チームで定位置を獲得。県大会も「9番・中堅」での先発が有力となっている。
開幕日に迎える1回戦では、富士宮北と対する。小川は「1試合に1安打は打って、貢献したい」と目を輝かせた。チームは、西部地区予選全3試合で2桁安打を記録。好調な打線の歯車となり、新たな歴史を刻む。【前田和哉】
◆小川優海(おがわ・ゆう)2006年(平18)1月5日、愛知県豊橋市生まれ。小学2年から同市の小沢パワーズで野球を始め、豊橋五並(いなみ)中では軟式野球部に所属。右投げ右打ち。家族は両親、姉。170センチ、63キロ。血液型A。

