今夏8強入りを果たし、10度目のセンバツ出場を目指す慶応は4回、三重殺でピンチを切り抜けた。

6-0の4回無死一、二塁の守備。上矢部4番の青木大輝投手(2年)が強烈なライナーを放つも、打球は2番手左腕・鈴木佳門(かもん)投手(1年)のグラブに直接おさまった。スタートを切っていた走者は戻れず、一塁、二塁と転送し、三重殺が成立した。

このプレーに慶応ベンチ、スタンドは大きな拍手を送り、三塁を守る清原勝児内野手(1年)も笑顔でベンチへ戻った。