今夏高校野球南北海道大会4強の東海大札幌野球部で、前部長が8月にバットで部員の頭を軽くたたく行為があったことが22日、学校関係者への取材で分かった。前部長は既に解任されており、道高野連に事実関係を報告。30日開幕の秋季全道大会には出場する。

同高では部員らから聞き取り調査を行い、前部長を1日から1カ月間の謹慎処分とし、秋季大会地区予選開幕前の5日に部長を解任した。同事案は道高野連から日本高野連に報告され、最終的には日本学生野球協会が処分の是非を判断する。同校野球部は前身の東海大四時代も含め春夏計11度甲子園に出場し、15年春センバツ準優勝の強豪。同高では今後、前部長には野球部の活動には関わらせないとしている。