秋季高校野球北信越大会が15日からハードオフ新潟など新潟県内3球場で開催される。来春のセンバツ出場(北信越枠2)を懸け、北信越5県から16校が出場。日刊スポーツ新潟版では新潟県代表4校のキーマンを紹介する。
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秋季新潟県大会優勝の新潟明訓をまとめるのは遊撃手の小西健五主将(2年)だ。ベンチ入りは今秋からと経験は浅いが、抜群のリーダーシップでチームをけん引してきた。目標の北信越制覇に向け、まずは15日の富山第一(富山3位)との1回戦に合わせてチームを引き締める。
新潟明訓・小西の張りのある声がグラウンドに響く。「勝負強いチーム」と初戦の相手、富山第一を警戒。「うちは県大会でミスが多かった。このままでは北信越では勝てない」と練習中、意識が共有されていないとメニューを止めて全員を集める。「声を出して確認すること」。特に守備練習では1つのプレーへの集中を促す。
島田修監督(57)は「人望が厚い。主将になって成長している」と言う。秋季県大会は守備は6試合で1失策と安定。打順は8、9番に入り、決勝の中越戦ではバント内野安打を決めるなど的確に状況判断した打撃を見せる。今秋が初の公式戦ベンチ入りも、練習後の素振りを欠かさないなど努力する姿をチームメートも見てきた。
大阪出身で、同校では12年夏甲子園出場時の石山健二塁手(神奈川出身)以来の県外出身者の主将になる。中学時代に所属した堺ビッグボーイズの阪長友仁監督(41)がOBだったことも影響し、「勉強と野球の文武両道」と入学を決めた。それだけにチーム愛は人一倍強い。「優勝して明治神宮大会出場が目標。新潟の1位、新潟明訓の名に恥じないよう戦う」と頂点を狙いにいく。【斎藤慎一郎】
◆小西健五(こにし・けんご)2005年(平17)4月5日生まれ、大阪府出身。緑ケ丘小3年から野球を始める。初芝立命館中では硬式野球の堺ビッグボーイズに所属。166センチ、64キロ。右投げ左打ち。

