秋季高校野球北海道大会を2連覇したクラークが4日、明治神宮大会(18日開幕、神宮)高校の部に出場する登録メンバー18人を公表し、新たに堀川塁斗内野手(1年)が加わった。175センチ、80キロ。長打力が武器の三塁手で「もし代打に立つ機会があったら、しっかり初球からフルスイングして、勝利に貢献したい」と意気込んだ。

今秋の北海道大会はベンチ入りできなかったが「神宮大会でメンバーに入れるように」と大会中、朝1時間、夜2時間の自主練習を続け、チャンスをつかんだ。「同級生で、試合に出ている選手もいる。悔しい思いもあった。そういう気持ちも力にできたら」。クラークは昨秋の明治神宮大会で5安打1得点と攻撃力が課題だった。今秋もエース新岡歩輝(2年)頼みの部分が大きく「チームとして今、重点的に打撃練習をしている。その成果を出したい」と思い描いた。

北海道様似町出身。中学時代は日高シニアに在籍し21年春の全国選抜に5番三塁で出場。今回は自身2度目の全国舞台となる。20日の初戦の相手は、東海大会優勝の東邦(愛知)と、近畿大会優勝チーム(5日決勝、報徳学園-大阪桐蔭)の勝者。どこが勝ち上がってきても甲子園優勝経験がある強豪で「ワクワクしている」と気持ちを高ぶらせた。

きょうだいは姉2人で、唯一の男子。野球好きの父が入れてくれた名前の「塁」の字を「とても気に入っている」。家族の応援を背に、秋の神宮で快音を響かせる。【永野高輔】