阪神ドラフト1位の立石正広内野手(22)がプロ初の決勝打を放ち、今季最長タイの4連勝に導いた。新人のデビューから4試合連続安打は16年高山俊以来の球団タイ記録。1番立石が猛虎打線をけん引し、今季最多の貯金10とした。
「(積極的に)振れているからこその結果もあると思いますし、これから傾向を知られてからの攻め方もあると思う。まず打てていることはいいかな」
打線は2回まで巨人先発のウィットリーに無安打と苦しめられた。3回2死、カウント1-1から3球ファウルで粘り、ナックルカーブを左前へ。チーム初安打で盛り立てた。
さらに5回、2死二、三塁。「真っすぐが強かったので、外に強い球が来るかなと思った」。2球で追い込まれながら、4球目の外角154キロをコンパクトにスイング。中堅右に痛烈な打球をはじき返し、2点を先制した。
19日の1軍デビュー以来、チームは負けなし。黄金ルーキーが打線を活性化している。試合前の声出し係継続にも「負けるよりはいいので、続けられるように」とにっこり。それでも自身の打撃に満足することはない。「試合は長いので、波なく丁寧に」。立石伝説はまだ始まったばかりだ。【村松万里子】
▼ルーキー立石が2安打を放ち、初出場の19日中日戦から4試合連続ヒット。阪神の新人がデビュー戦から4試合連続安打は、16年高山以来10年ぶり。2リーグ制後では他に、62年安藤が途中で打席のない試合を挟んでマークしており、球団3人目の最長記録になる。また、巨人戦は前日に3安打しており、巨人相手に初対戦から2試合続けてマルチ安打したのは、2リーグ制後の阪神の新人では初めてだ。



