高崎健康福祉大高崎(群馬)が2年ぶり6度目のセンバツ切符を手にした。

昨秋関東大会は準々決勝で横浜(神奈川)を破って4強入り。青柳博文監督は「うちはピッチャーを中心に守りながら勝ったチーム。それプラス、秋振るわなかった打撃力をアップさせて、まず初戦を勝てるように頑張ります」と話した。

守り勝つ野球の中心にいる小玉湧斗投手(2年)は今冬、自己最速を2キロ更新し、直球は146キロを計測した。小玉には聖地で対戦したい選手がいる。秋の明治神宮大会を制した大阪桐蔭(大阪)小川大地内野手(2年)とは小学生のころ、仲が良かった。「自分が楽天ジュニアで向こうがベイスターズジュニア。練習試合したり、食事会場で話したり、中学校の全国大会で会ったりしてました」。当時は打たれた記憶しかないという。

「甲子園では全部投げきって優勝できるくらい力を付けられるように」とオフの練習を積んできた。チームの目標は日本一で、そのために大阪桐蔭は避けては通れない強敵。もし聖地で“再戦”があれば、今度は抑えてみせる。

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