春の東邦(愛知)が鳥取城北を破り、優勝した19年以来4年ぶりの白星を挙げた。同校のセンバツ勝利は57勝目で最多の中京大中京(愛知)にあと1勝に迫った。

2回、藤江壮太内野手(2年)の適時打で先制。4回には無死満塁から南出玲丘人捕手(3年)の適時打、さらにスクイズで3点を奪い4点をリードした。6回に1点差に迫られたが7回、真辺麗生内野手(3年)の適時打で5-3と再び突き放した。8回には敵失で1点を加えた。

プロ注目右腕の宮国凌空(3年)は5回まで要所を締め無失点。6回、連続押し出し四球とバックの失策で3点を失い降板も試合をつくった。7回からは山北一颯投手(3年)が登板し1回を無失点。8回は右翼の岡本昇磨(3年)が登板。2イニングを無失点に抑え逃げ切った。

鳥取城北は6回に1点差に迫る粘りを見せたが、2年ぶりの白星を逃した。