東海大菅生(東京)が21世紀枠で初出場の城東(徳島)を破り、2年ぶりのセンバツ白星を挙げた。

序盤は城東ペースだったが3回裏、1番沼沢梁成外野手(3年)からの3連打などで3点を奪い逆転。8回、敵失で1点を加えた。

投手陣は先発の宮本恭佑(2年)が2回2失点で降板。3回から登板した島袋俐輝(3年)が4回を無失点に抑える好投。7回は末吉陽輝(3年)が無失点。8回からは背番号1の大型右腕・日当直喜(3年)を投入し逃げ切った。

ベンチ入り選手12人の城東は1回表に1点を先制。その裏、同点に追いつかれたが2回にはセーフティースクイズを決めて2点目を挙げた。3回に逆転を許し甲子園初勝利はならなかったが強豪相手に大健闘した。

試合前のシートノックで甲子園史上初めて永野悠菜マネジャー(3年)が内野ノックを打った。ユニホーム姿でノックバットを手にして、手袋を着用して登場。約1分間、内野陣にゴロを打ち続けた。空振りや打ち損じもなかった。見事なノックに大きな拍手が起こるなどスタンドを盛り上げた。