東邦(愛知)が高松商(香川)を破り3回戦進出、センバツ58勝目を挙げトップの中京大中京(愛知)に並んだ。

2回に1点を先制されたが4回に逆転。1死三塁から3番真辺麗生内野手(3年)の適時二塁打で同点。続く4番石川瑛貴内野手(3年)の適時二塁打で2-1と勝ち越した。5回には9番山北一颯投手(3年)の適時打で3点目。6回には5番岡本昇磨外野手(3年)の右越えソロで4点目を奪った。1点差に迫られた8回にも1点。9回にも1点を加えた。

先発の山北は6回を7安打1失点と踏ん張った。7回からは右翼を守っていた岡本が登板。失策も絡み2点を失ったが逃げ切った。27日の3回戦で報徳学園(兵庫)と対戦する。

高松商の188センチ左腕・大室亮満投手(3年)は3回まで1安打無失点も4回以降、攻略された。12安打を許したが、そのうち7本が本塁打を含む長打だった。

打線は2回に先制。7回には敵失も絡み2点を奪い一時は1点差に迫ったがあと一歩及ばなかった。

▽東邦・山田祐輔監督(最多タイの58勝に)「伝統のあるチームだということは、みんなで自覚してやっていこうと言っておりますので。そういうところはあるんですが、そこは気にせず、チーム一丸となってしかkり勝負に向かっていきたいと思います」

◆東邦がセンバツ最多タイ 東邦がセンバツ通算58勝目。春の学校別勝利で最多の中京大中京に並んだ。

<センバツ勝利数上位(25日現在)>

58勝 中京大中京(愛知)

58勝 東邦(愛知)※

48勝 県岐阜商(岐阜)

48勝 PL学園(大阪)

43勝 龍谷大平安(京都)※

40勝 広陵(広島)※

37勝 高松商(香川)※

33勝 報徳学園(兵庫)※

32勝 大体大浪商(大阪)

32勝 大阪桐蔭(大阪)※

30勝 天理(奈良)

※=今大会出場校