高校野球のU18日本代表候補選手強化合宿が4日、奈良県内で始まった。

4年ぶりの開催で、9月のU18W杯を見据えた合宿になる。初日は約3時間の練習で一部投手はブルペン入り。注目の大阪桐蔭・前田悠伍投手(3年)は捕手を立たせて投球。「特に東松ら左の3人は意識します。世界一はまだ成し遂げていないので本気で目指したい。高いレベルの選手とやれば自分が成長できる」と意気込んだ。

152キロ左腕の享栄(愛知)・東松快征のほか、キャッチボール相手の横浜(神奈川)・杉山遥希、馬淵史郎監督(67)が「素晴らしい」と唯一個人名を挙げた山形中央・武田陸玖(いずれも3年)にライバル心。合宿は3日間。5日は紅白戦を予定している。