「あの夏を取り戻せ~全国元高校野球大会2020-2023~」の記者発表会が18日、武蔵野大学有明キャンパスで行われた。

新型コロナが流行し、夏の甲子園が中止された2020年の独自大会の優勝校、上位進出校を集めて試合などを行う。現在は51校46チーム、約1000人の参加が予定されている。11月29日に甲子園でセレモニーや練習、記念撮影などを行い、11月30日と12月1日の2日間で兵庫県内の球場で交流試合を実施予定だ。発起人で自身も高校球児だった武蔵野大3年の大武優斗さんは「当時の球児、僕たちの世代はやっぱり3年たっても悔しい思いが残っている。そこに終止符を打ちたい」とプロジェクト開催への思いを明かした。

サプライズゲストとしてヤクルトで活躍し監督も務めた古田敦也氏(57)が登場し「若い人たちの力でこういうことをやりたいっていうのは非常にいい話だと思った。これからも大変だと思いますけど頑張ってほしい」とエールを送った。その他にも、元ヤクルトの宮本慎也氏(52=日刊スポーツ評論家)と元ヤクルトの上田剛史氏(34)からも動画でメッセージが送られた。