高崎健康福祉大高崎(群馬1位)が専大松戸(千葉1位)に勝利し、決勝進出を決めた。

同点で迎えた8回2死一、二塁のチャンスで打席に立ったのは、前の打席で右越え適時二塁打を放った半田真太郎内野手(3年)。プロ注目の最速151キロ右腕、専大松戸・平野大地投手(3年)と対戦した。半田は「世代屈指のピッチャーなのでワクワクした気持ちが大きかった」と大舞台でも、楽しむことを忘れなかった。カウント2ボールからの3球目、141キロ真ん中高め直球を捉え、右越えの2点適時三塁打で勝ち越した。「越えてくれと思っていたのでうれしかった」と振り返った。青柳博文(50)も「半田は不調だったが、2本出て良かった」と話した。

18年以来5年ぶりの優勝まであと1勝。半田は「チーム全員の思いを背負って、どんな形でも勝てるようにしたい」と意気込みを語った。

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