全国に15校しかない、第1回大会から参加を続ける「皆勤校」同士の対戦で、西京が山城に完敗した。3投手が粘ったが山城の攻撃を止められなかった。
北本竜也監督(33)は「今年の3年生は人間的にすごく真面目で実直に取り組める。ここまで粘って頑張ってきましたが、この試合もそういう展開にしたかったですね」と悔やんだ。
西京は春夏7度出場で、京都一商時代の48年春に全国制覇した。優勝投手になったエース北本重二さんは3度の甲子園出場、プロ野球でもプレーした。西京にとっては伝説の選手だ。
その孫が、現在チームを率いる北本監督。祖父にあこがれ、西京に進学した。教員となり、20年秋からは母校の監督に就任。喜んでいた重二さんだが、昨年1月に92歳で亡くなった。
北本監督にとっては3度目の夏が終わった。「祖父からは、西京を大事にしてくれよ、生きている間に甲子園に行ってくれよと言われていたのですが、残念ながら、かなえられませんでした。祖父の遺志を受け継いで、これからも頑張らないといけません」と口元を引き締めていた。【柏原誠】

