2年ぶりの夏甲子園を目指す前橋育英(群馬)が4投手の継投と、17安打13得点の攻撃力を見せ、市太田を7回コールドで下し8強入りした。
打線は1回表、先頭の小田島泰成主将(3年)の二塁打を皮切りに2点を先制すると、2回以降も3本の二塁打と1本塁打を含む計17安打を浴びせ、13得点を挙げた。自身も2本の二塁打を含む3安打を放った小田島は「初回の入りと先制点が大事だと昨日話し合った。1打席目はしっかり塁に出れて良かった」とゲームを振り返った。
4回を投げた先発のエース右腕・岩﨑鈴音(りおん)投手(3年)は2回までに2安打3四死球で2失点。制球に苦しんだが、「バランスが悪かったけど修正できた」と、3回以降は変化球を効果的に使い3奪三振のパーフェクトピッチングを見せた。
荒井直樹監督(58)は「夏は勝てるのが一番です」とほっとした表情。この日は午後6時から、東京ドームで行われる都市対抗野球大会で、三菱自動車岡崎(岡崎市)に所属する次男・海斗内野手(28=明大)の試合が予定されている。まずは自らが指揮するチームの8強入りを決め、「これで次男の応援に集中できます。気が気じゃなかったので(笑い)」と苦笑いで東京へ向かった。【黒須亮】

