西日本短大付などシード校を3戦連続で撃破してきた古豪、東筑の快進撃は決勝で止まった。

エース右腕の尾形篤志投手(3年)と、89年夏に仙台育英(宮城)で甲子園準優勝し、ダイエーでプレーした大越基氏(52=現早鞆監督)を父に持つ塁捕手(2年)のバッテリーを中心に、V候補と接戦を展開。

大会前に右肘を疲労骨折した尾形は、決勝まで痛み止めを飲みながら7戦中5戦で先発。決勝も痛みを我慢して、魂の108球で8回6安打2失点と踏ん張った。だが「自分の中で納得のいく投球じゃなかった」とガックリ。好リード及ばなかった大越も「2点に抑えても負けは負け。甲子園に出ることが目標だったので悔しい」と肩を落とした。

夏6年ぶりの聖地を懸けてジャイアントキリングはならなかったが、県内屈指の公立進学校の雄が意地を見せた。