宇部鴻城(山口)の岡野美和マネジャー(3年)が、勝利の女神として、必勝を祈った。

8日の花巻東との試合前、ユニホームを着用して、ノック補助を行う。夏の甲子園で、試合前ノックに女子部員が参加するのは史上初めてで「少し緊張していますが、いつも通り、監督の手のひらに渡したい。(試合は)絶対勝ちます」と声を弾ませた。

兄友和さんは19年夏の甲子園出場経験を持つ。中学でバレー部に所属したが、兄を応援していた影響もあり、兄と同じ同校に進学。高1新人大会から野球部マネジャーとして、ノック補助を続けてきた。

選手権大会では22年から女子部員のノック時のボール渡しなどが認められており、甲子園出場が決まってから、同校監督ら指導者に相談して夢が実現した。

家では、同校野球部に所属する双子の弟を監督役にして、ボール渡しの練習を重ねてきたという。

美和さん自身、川上小2年から6年まで、川上少年野球で投手、右翼手としてプレーした。試合には出られないが、野球を心から愛す縁の下の力持ちとして、チームの勝利にパワーを届ける。【菊川光一】