清原和博氏(56)が次男の勝児内野手(2年)がベンチ入りする慶応の優勝に大会本部を通じてコメントを残した。

慶応の日本一に「おめでとうございます。力としては仙台育英が上ではないかと分析していたのですが、初回から慶応の応援団がものすごく、さすがの仙台育英も押され気味でした。仙台育英には守るべきものがあり、慶応は青コーナー、チャレンジャーとして精神的には優位だったのかもしれません」と分析した。また、長髪チームの日本一に「長髪、自由なエンジョイ野球の優勝で、僕自身にとっても野球観が変わる思いがしました。これからは長髪のチームも増えるでしょうね」と見解を話した。

次男勝児について「勝児は優勝の喜びも、またスタメンで出られなかった悔しさもあるでしょう。まだ野球人生は終わっていないし、しばらく、ゆっくりと高校生らしい生活を送った後、どこかで線を引いて、次の目標に向かってほしい。私の息子であり注目され、試合に出なくても取材を毎回受けるなど苦しさもあったと思います」と注目度の高さ故の苦悩も思いやった。それでもしっかりとした取材対応を見て、「きちんと対応して立派に育ってくれたなと感じました。褒めてあげたいです」と言葉を残した。