高校ジャパンが初めて世界の頂点に立った。

V候補筆頭の地元台湾に対し、1点を追う4回にバント3連発で2点を奪って逆転。前田悠伍投手(3年=大阪桐蔭)がリードを守って投げきった。パワー野球全盛の時代に、全員で1点をもぎ取り、守り勝つという日本の高校野球の神髄を世界に見せつけた。

▼日本がU18W杯(旧AAA世界選手権)で初優勝した。これまでは大学生で編成した82年に準優勝、沖縄県高校選抜で臨んだ99年に5位。高校日本代表で臨んだ04~22年の出場7大会でも3度の準優勝が最高成績だった。