秋季高校野球新潟県大会は23日、三条パール金属スタジアムで準決勝2試合が行われる。第1試合は日本文理と関根学園が対戦。日本文理は2回戦から準々決勝までの4試合で2桁安打を放ち、チーム打率4割3分8厘は4校でトップだ。秋は3年ぶりの準決勝進出となった関根学園も攻守ともにバランスが取れている。

第2試合は開志学園と帝京長岡が対戦する。初の秋4強入りを決め、勢いに乗る開志学園は上位から下位までの切れ目のない打線で、創部初の決勝進出を目指す。帝京長岡はエース茨木佑太投手(2年)を中心に、守りからリズムを作り、今大会ここまで2失策は4校で最少と、安定した守備力を誇る。

24日には決勝戦と第3代表決定戦が同球場で行われ、上位3校は10月14日から福井県で開催される北信越大会(16校出場)に進出。来春のセンバツ選考への参考資料となる大会で、北信越のセンバツ出場枠2を目指す。組み合わせ抽選は10月6日に行われる。

○…新潟県高野連は21日、令和5年度の優秀選手18人(軟式部1人)を発表。夏甲子園に出場した東京学館新潟から主将の八幡康生捕手ら最多の4人、夏の県大会準優勝の中越から野本壮大投手ら3人が選ばれた。表彰式は23日、秋季県大会の準決勝前に三条パール金属スタジアムで行われる。

【優秀選手】

▼投手 涌井陽斗(東京学館新潟)樋口歩夢(新潟明訓)高橋史佳(日本文理)柴田光伯(加茂暁星=兼外野手)野本壮大(中越)坂木陽(高田北城)

▼捕手 佐藤倖平(北越)八幡康生(東京学館新潟)小黒真之介(三条)

▼内野手 山井祐希(中越)

▼外野手 佐藤明日葵(東京学館新潟)渋川優希(同)岩崎純大(新潟明訓)中沢心(日本文理)大期天晴(新発田中央)大矢一颯(中越)長谷川晴也(帝京長岡)

▼軟式部 羽賀爽太(直江津中教校=捕手兼内野手)