金足農(秋田)が延長10回、タイブレークで久慈(岩手)を破り8強入りを決めた。同校OBで日本ハム吉田輝星投手の弟・大輝投手(1年=178センチ、81キロ、右投げ右打ち)がロングリリーフで快投。7回を1安打無失点に抑え勝利投手となった。
吉田は1-2で迎えた4回無死一塁で登板。三振、二飛、一ゴロで無失点に抑えるとエンジン全開。5、6回も無安打。7回に初安打を許したが威力十分の直球と変化球を低めに集め相手打線を圧倒した。8回に味方が同点に追いつき、9回裏に3四死球を与え2死満塁、サヨナラのピンチを迎えたがここも切り抜けタイブレークへ。10回表に押し出し四球で1点を勝ち越すとその裏、1死二、三塁から遊撃ライナー。二塁走者が飛び出して併殺となりゲームセット。金足農ナインは優勝したかのようにマウンドの吉田のもとに集まり歓喜の輪をつくった。
吉田は7回を投げ1安打無失点、4奪三振の快投。「最後は『やばい、抜けたかな』と思いましたがホっとしました。自分はエースとして抑えるしかないので。今日は変化球でカウントが取れました。東北大会は強い相手なので胸を張って全力で戦うつもりでやっています」と話した。
中泉一豊監督は「吉田はいつも通りというか普段のピッチングをしてくれたと思う。今日は守って投げてみんなの力で勝てたと思います」と話した。
金足農はこれで8強入り。来春センバツの東北枠は1つ増えて「3」。明日19日、4強入りをかけて学法石川(福島)と対戦する。

