関東第一(東京)が作新学院(栃木)に逆転負けし、決勝進出を逃した。

7回、6-6の同点に追いつかれたところで、エースナンバーを背負う最速145キロ右腕坂井遼(はる)投手(2年)が3番手で登板した。「8回か9回にいくぞ」と伝えられていたが、前倒しでマウンドへ。4番からの中軸を迎えたが、踏ん張った。

しかし8回。先頭打者に128キロスライダーを右翼への勝ち越しソロを被弾。さらに2死一、三塁からは、三塁内野安打で追加点を奪われた。チームは最終回の攻撃で走者を出すも、無得点に終わり、無念の敗戦投手となった。

初めて臨んだ全国の舞台で喫した黒星。それでも収穫はあった。「ボール1個分外れたら打たれてしまうので怖かった」と振り返る関東大会王者との対戦で、気づいたことがあった。「走り込んで低めに集められる制球力をつけたい。自分は足を勢いよく上げるので、そのエネルギーを股関節に移すとき、逃さずやっていけるかが大事」。来春に向けてレベルアップを誓った。【佐瀬百合子】