慶応(神奈川)と昨年5月に高野連への加盟を正式に認められて昨夏に連合チームで西東京大会に初出場した青鳥特別支援学校(東京)が20日、横浜市の慶応グラウンドで、知的障がいのある球児を全国各地から集めて行われる「甲子園夢プロジェクト」の合同練習会に参加した。

3回目の参加となった日高晴登捕手(愛知・大府中3年)は、夏の全国制覇に貢献した慶応の八木陽内野手(3年)から助言を受けた。同イベントは原則2年生が参加するが、日高は前回開催時に連絡先を交換した八木に参加をリクエスト。試験前ながらこの日のために前倒しで勉強を終えて参加した憧れの八木と再会し「迫力があった。甲子園出て優勝してすごい」と笑顔で話した。