鶴岡東が新庄東に19-0の5回コールド勝ちした。7番打者の酒井友成内野手(2年)が、チーム最多の5打点をマーク。酒井を中心に6番以降の下位打線で15打点を挙げ、大勝で8強一番乗りを決めた。19日の準々決勝で羽黒と対戦する。
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鶴岡東の下位打線が爆発した。0-0で迎えた2回1死二塁、酒井が放った先制の左翼線適時二塁打が起爆の合図。2回以降、下位打線が毎回打点の大暴れだった。先発出場では、6番億田知輝捕手(3年)が3打点、7番酒井が5打点、8番岩下剛大外野手(3年)が4打点と躍動。5回には、7、8、9番での3連続代打攻勢で1打点ずつ稼ぎ、計15打点。層の厚さを証明した。
酒井は毎試合、「今日はこうしよう」と目標を立てている。この日の目標は「守備ではエラーなし、バッティングでは最低限の仕事をこなすこと」。3回1死満塁で迎えた第2打席は、初球スクイズで1点を追加。4回1死満塁の場面では、またも初球、外角真ん中の直球を強振。「思っている通りに打てました」。イメージ通りのスイングで、右中間を越える三塁打を放ち、走者を一掃した。打っては2打数2安打5打点、守備では、もちろん失策なし。最高の働きを見せた。
新チームから二塁のレギュラーとなり、昨秋の県大会では主に1番打者を務めたが、今大会は7番。自身の役割は「状況が1打席1打席違う。自分が求められていることを最低限やること」と認識している。次戦の羽黒戦に向けては、「1つ1つ自分がやれることをしっかりやって、チームに貢献できるようにしたいです」。求められていることを1つずつ-。鶴岡東の仕事人が、勝利に向け、目の前の仕事をこなしていく。【濱本神威】

