同志社香里が19年以来5年ぶりに夏の大阪大会初戦を突破した。
オリックス谷口悦司スカウト(45)の長男谷口諒外野手(2年)が「3番左翼」で先発。3打数無安打ながら1打点を記録した。
0-1の3回2死二、三塁で二ゴロが適時失策を誘い、試合を振り出しに戻した。4回には遊邪飛を放ち、三塁走者のタッチアップで追加点を呼び込んだ。
その後、鼻血が出たため交代。この日は快音を響かせられず「全然タイミングがとれなかった」と苦笑いしたが、ラッキーボーイとなって勝利を呼び込んだ。
中学時代は大阪柴島(くにじま)ボーイズでプレー。大阪桐蔭の主軸・徳丸快晴外野手(3年)、23年にドラフト4位で履正社から中日に入団の福田幸之介投手(18)らと汗を流し、打撃を磨いた。
10日まで期末考査中で、自主練習のみで迎えた初戦。次戦は14日、プロ注目の今坂幸暉(ともき)主将(3年)擁する春王者の大院大高と対決する。「1回戦は(父が)仕事で見に来られないんで『絶対勝て』と言われていました」と父の期待に応えた。
今夏10年ぶりに復帰した大黒徹雄監督(50)のカムバック勝利も飾った。「次の相手はチャンピオン。うちはやるだけですし、隠し玉もいる」と予告。「今日も絶対ブルペンで投げるなと伝えた」と胸を張った。【中島麗】

